健康診断で計測する腹囲・・・思わずおなかを引っ込めてしまいますよね。
自分の腹囲を数値で見てみると、「そんなに大きいの?」「もしかしてこれってメタボ?」なんて気になってしまうこともあるかもしれません。
そんな気になる女性の年齢別腹囲についてまとめてみました。自分の腹囲について客観的に見てみましょう。そして健康のために役立ててもらえると嬉しいです。
女性の年齢別平均腹囲
女性の年齢別平均腹囲は次の通りです。
- 20~29歳:70.52cm
- 30~39歳:73.29cm
- 40~49歳:75.15cm
- 50~59歳:77.88cm
- 60~70歳:80.78cm
このように年齢が上がるにつれて、腹囲も大きくなっていくのが分かりますね。
ちなみに、女性は内臓脂肪(メタボ)より皮下脂肪がつきやすいといわれています。
しかし脂肪の落としやすさでは内臓脂肪の方が落ちやすいので、女性の方がやせにくいのです・・・。
腹囲とウエストは違う!
健康診断で測る腹囲の位置は、おへその真上を水平に通るようにして測ります。
一方ウェストは、おなか周りの一番くびれているところを測ります。
腹囲はウエストサイズよりも3cmほど大きくなると言われています。
そのため、腹囲が思ったより大きくて驚いた方もいるのではないでしょうか。
腹囲を落とすためには運動が必要
腹囲が平均よりも大きいと分かると、どうにかして細くしたいと思う方も多いはず。
すぐに思い浮かぶのは食事制限によるダイエットですが、これは代謝が悪くなってしまうのでおすすめできません。
代謝が悪くなると消費されるカロリーも減ってしまい、逆に太りやすい体になってしまうのです。
そのため、腹囲を細くしたいのなら、まずは腹筋などの運動をするのがおすすめです。
運動を効率的に続けるには?
「運動しよう!」と腹筋などを始めても、三日坊主で終わってしまう人も多いのではないでしょうか。
仕事をしている方は疲れて帰った後になかなか運動に気が向かなかったり、家庭を持っている方は家事に時間がとられることも多いでしょう。
日々忙しい中に『腹筋』という別メニューを加えてしまったら、休憩をしている時間はなくなってしまいます。気持ちの余裕がなければ、運動を続けることは難しいと思います。
そういった人は、何かをしながら運動ができる、トレーニンググッズなどに頼るのも良いでしょう。
特別に時間を作らなくても実践できるグッズがあれば、忙しい毎日を送りながらも運動を続けることができるのではないでしょうか。
ながらで出来る、おすすめのアイテムを探してみたので、腹囲が気になる人は参考にしてみてください。
見直されるメタボ診断
これまでメタボは、『男性85㎝以上、女性90㎝以上』が一つの基準となっていました。
しかし今、それだけでなく、血糖値や血圧、血中脂質濃度の検査結果も鑑み、総合的に判断するという基準が作られようとしています。
腹囲の大きさだけに捉われず、体全体の健康に目を向けていきたいですね。