上の血圧だけが低いのは大丈夫?最高血圧が低くなる原因と改善方法

最高血圧低い

血圧を測ると、「上の血圧だけ」が低く気になること、ありませんか?

会社の健康診断や病院で血圧を測ったとき、低い数値が出てもお医者さんからは「血圧は年齢とともに上昇するから気にする必要ないよ」と言われますが、本当に安心していて大丈夫なのでしょうか?

今回は、上の血圧だけが低くなるのはなぜなのか、その原因と改善方法についてご紹介します。

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上の血圧が低い原因は?

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大人の血圧の正常範囲は、上が100~135mmHg、下が60~85mmHgです。

病院で血圧を測り下の血圧が正常範囲であっても、上の血圧が100mmHg以下になると「低血圧」と言えます。

低血圧の主な原因は「遺伝による体質」であり、年齢の若い女性に特に多いとされていますが、近年では若い男性にも低血圧が増えているようです。

その他自律神経の乱れも低血圧の原因となります。普段からストレスをため込んでいる方や不規則な生活習慣を続けている方は、低血圧になりやすくなってしまうようです。

病気による低血圧

また、以下のような病気によっても低血圧は引き起こされます。

心筋梗塞、不整脈、心筋症、貧血、甲状腺機能低下症、副腎不全、脳腫瘍、パーキンソン病、がんによる栄養失調、十二指腸潰瘍など

上の血圧だけが低いのは大丈夫?

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上記の通り、低血圧の主な原因は遺伝によるものです。

血圧は加齢によって自然と上がっていくため、病気による低血圧以外は特に治療の必要がないと言われています。

しかし元々血圧が低いという方でも、次のような症状があるときには医師に相談してみましょう。

全身の倦怠感、常に疲労を感じる、頭痛、肩こり、吐き気、食欲減退、動悸、息切れ、集中力の低下など

※体質による低血圧ではなくこれらの症状があり、最近急に上の血圧が低くなったという方は病気が原因の低血圧である可能性がありますのですぐに医師に相談しましょう。

上の血圧が低いときに気をつけたいこと

血圧測定
普段から血圧が低めの方は、朝起きて「今日は具合が悪いな」と感じた時には、まず血圧を測ってみましょう。

もしその時に低い数値が出たのであれば、その日一日は次のことに気を付けてみてください。

  1. 体の倦怠感が取れるまで、できるだけ休む。
  2. 急な動きは避け、ゆっくり体を動かす。
  3. 炎天下や人込みを避け、疲労を溜めないようにする。

低血圧の時は思ったように体が動かず、辛い思いをしている人も多いでしょう。「ただの低血圧だから大丈夫」とたかをくくらず、疲れを感じたらすぐに休むようにしてください。

これらの方法で、低血圧によるめまいやふらつきによる転倒やケガといったリスクを事前に防ぎましょう。

上の血圧の数値を改善する方法は?

低血圧は年齢とともに改善するという医師も確かにいますが、改善するその年齢になるまで低血圧による諸症状に悩まされ続けるのは避けたいですよね・・・。

そこで、気軽に取り組める「上の血圧を上げるための方法」をご紹介します。

早寝早起き

早寝早起き
生活習慣の乱れは低血圧を悪化させます。まずは早寝早起きで生活リズムを整えましょう。

睡眠時にブルーライトを浴び続けると不眠の元となりますので、ベッドにはスマートフォンやタブレット、パソコンなどを持ち込まないようにしましょう。

偏食をなおすorダイエットの見直し

食事見直し
自分の体を作るのは、毎日の食事です。肉が嫌いで食べない方やダイエット中で極端な食事制限をしている方は、食生活を見直しましょう。

低血圧を改善するためには、「バランスのいい食事」が大切です。肉、魚介、炭水化物、野菜、すべてを摂れるように食事を工夫してみてください。

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運動習慣

運動
低血圧の時に激しい運動はお勧めできませんが、軽い運動を習慣づけるのは大切です。

いつも車で移動している方は、移動手段を徒歩や自転車に切り替えてみてください。

プールに通って水泳をするのもおすすめです。体に負担をかけ過ぎない方法で、気軽に運動してみましょう。

血圧の上が低いときには無理せず休もう!

血圧の上が低くて体が辛いときには、無理せず休息をとるようにしましょう。

体質や遺伝からくる低血圧は確かに病気とは異なりますが、気になる症状が出ている時に無理をしてはいけません。

また、長く続く体の不調に悩んでいる時にはただの低血圧と決めつけず、きちんと医師に相談しましょう。

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