尿検査で尿潜血(BLD)が陽性プラス1~3になった時の原因と予防対策

Urine exam

幼いころから受けている尿検査。子供のころは「異常なし」が当たり前だったのに、年齢と共に検査に引っかかることが増えてきて困りものです。

そして尿検査の中でも特に困るのが「尿潜血(BLD)が陽性」になった時!つまりは「血尿」が出ているということなのですが、なぜこのようなことになってしまうのでしょうか。

尿検査で尿潜血が陽性になってしまう原因と予防対策について解説していきます。

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尿潜血(BLD)が陽性になる原因は?

尿に血液が混じり血尿となっている状態が「尿潜血」ですが、これには肉眼で見てはっきりとわかる血尿の他に、顕微鏡で見なければわからない軽微な血尿も含まれています。

肉眼で見てわかるような血尿で、検査対象が40代以降の男性の場合には重病が疑われ、泌尿器科での精密検査が必要となります。

しかし軽微な血尿の場合、尿たんぱくが見られなければ特に大きな問題はないとされています。

血尿は肉体に強い疲労がある場合にもまま見られるものですから、数度尿検査を行って尿潜血が見られなくなれば問題なし、となるようです。

尿潜血(BLD)が陽性のときに疑われる病気

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では尿潜血が陽性になった時、実際に疑われる病気にはどのようなものがあるのでしょうか?

中には重病であることもあるので、よくチェックしてみてください。

尿潜血と尿たんぱくがある

尿潜血とあわせて尿たんぱくがある場合には、「糸球体疾患」の可能性があります。

糸球体疾患とは、細菌感染や遺伝性疾患、腎臓病などによっておこる症状で、その原因は多岐に渡ります。

糸球体疾患はその多くがウイルスや細菌による急性のものですが、中には慢性化し腎不全となってしまうこともあるため軽視できません。

尿の中に白血球が多い

血尿をより詳しく調べる「尿沈渣」を行い、顕微鏡で見た400倍の視野内に白血球が10個以上ある場合には膀胱炎が疑われます。

血尿以外に残尿感や頻尿、尿をするときに強い痛みを感じるなどの症状があれば膀胱炎の可能性が高いでしょう。

尿の中に赤血球がある

「尿沈渣」を行い、赤血球が5個以上みられる場合には腎腫瘍、腎結石、尿管結石、腎盂腎炎など腎臓の疾患である可能性があります。

赤血球の形が均一か不揃いかという部分でも疑われる病気は異なり、不揃いなら糸球体性の血尿が、均一であれば膀胱周辺の腫瘍が原因であることが多いようです。

尿潜血(BLD)が陽性を予防するための対策はある?

こんなちょっと恐ろしい血尿ですが、予防するための対策はあるのでしょうか?

毎日の生活の中で行える簡単な予防対策をご紹介します。

動物性のたんぱく質を控える

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尿を酸性に傾けてしまう動物性のたんぱく質を日ごろから多く摂取していると、尿路に結石ができやすくなってしまいます。

たんぱく質の多い鶏肉、牛肉の摂取はほどほどにしておきましょう。

また、塩分やビタミンCも摂りすぎると結石の原因になるので注意してください。

クエン酸や酢を積極的に摂る

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さらに結石が気になる方は、尿の中のカルシウム濃度を下げてくれるお酢やクエン酸を積極的に摂取しましょう。

毎日の食生活に、梅干しや黒酢などを取り入れてみると手軽にクエン酸や酢を補給することができます。

暖かい飲み物で水分補給

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膀胱炎になりやすい方は、体を冷やさずに水分補給するために暖かい飲み物を意識して摂取してください。

水分をしっかりとってちゃんと尿として排出することが大切です。

アルコールを控える

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アルコールは体に様々な影響を与えますが、アルコールの摂り過ぎは結石の元です。

毎日いくらでもお酒を飲んでしまう、という方は適量を守るように注意しましょう。

サプリメントを飲む

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健康をサポートするサプリメントには様々なものがありますが、腎臓にお勧めなのは「L-シトルリン」が配合されているサプリメントです。

腎臓機能を助けてくれるだけではなく、結石の予防、むくみ改善、疲労回復など様々な面から健康にアプローチしてもらえます。

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まとめ

血尿は重病のサイン!かと思いきや、意外にも軽い病気も含まれていましたね。

しかし男性は特に血尿には注意が必要ですから、一度でも尿潜血が陽性になってしまったのであれば毎日の生活習慣を見直した方が賢明なようですね。

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